何か特別な日だけが「心躍る日」なのではない。

あなたの意識が（あなたの心が）何の理由もなく、何の根拠もなく躍動していれば、それが「心躍る日々」であり、宇宙の原点であり、創造の原点であり、いのちがイキイキしているということです。

それが至福というもので、人生の基本中の基本、普遍的な「まこと」であるということです。

いのちの原点に立ち返る。過去の全てから脱却し、真の原点を思い出し、光の本質（＝創造への衝動・躍動）に立ち返る。それを悟りと言うのです。その悟りによって、「自己の本質」が何であるのかということに覚醒できるのです。

心が踊っている人は自然に体も躍る。あなたがもし不幸なら、不満足なら、何か充実しないなら、それは意識（＝心）が踊っていないからです。つまり、いのちが充分に駆け巡っていかないからです。

いのちはリズムであり、各自の「音の刻み」なのです。いのち自体が音楽を奏でているのです。宇宙もあなたも「音」から創られているのです。

だから、善き音を聞くとウズウズするし、同調したくなるし、全身に音が染みこんで癒やされるのです。

心と体は連動しています。本気であなたが肉体を躍らせることができたら、つまりあなたの肉体の深いところ（光の体）から気を入れて躍ることができたら、それだけであなたは永遠に悟る。いのちの躍動の真実を知って、真に覚醒する。

これが女性性を融合したうえでの「完成された中庸な悟り」です。

表面上は男性の肉体である方々も必ず「女性性」を内包しており、ここが「神としての創造性」を発揮する領域です。

それは絶対に知識だけでは無理で、体感し、実感しなくては不可能な領域です。

全身全霊が喜びに満ち、無限の生命力で充満し、イキイキとしたいのちの躍動（光の躍動）があなたの全身全霊を貫通しているのでなければ、頭がどれだけ知識を獲得したところで、何の役にも立たない。

そして、他から得た知識や技法や情報など、あなたの身になることはありません。

古来、「男性」は女性を恐れていました。彼女の創造性に、その繊細な感性に、その自由な発想に、その柔軟さに、その包容力に、その深い愛に、絶対に勝てないと感じて嫉妬していました。

だから女性を抑圧したのです。男性自身の中にも「豊かな女性性」が在ることを知らなかったからこそ、抑圧できたのです。そして自分で自分の首を締める結果になったのです。一部の支配者によって、そうなるよう操作されたのです。

つまり、男性自らが「自己の内なる女性性」を抑圧したのです。自らの女性性を抑圧し、それを補うために「男性性」だけを強化することに走りました。

理屈、知識、ランキング、権力、うわべのカタチなどを重視し、いのちの躍動よりも義理や正義を重んじ、たてまえを重んじ、いのちの躍動に関するものは「女々しい」とか「くだらない」とか「メリットがない」とか「人生の役に立たない」などとバカにしてきました。何ともったいない！

いまだにその風潮の名残りがあるのではないでしょうか？多くの男性には躍ることなどどうでもよくて、それよりも結果や、成果や、時間短縮や、効率のいいものに意識が向くのではないでしょうか？

昨日のタントラ舞踊では、男性の参加者がお一人でした。その勇気を嬉しく思いました。

そして、最終的に参加者ほとんどの方々が、言葉にできない「大切な内なる感覚」を体感されていました。

（参加者の皆様！あれが本当のエクスタシーであり、タオであり、オーガズムであり、悟りの極地なのです♪。まだ入り口ですので、ますます深めていきましょう！）

男性の性を持つ人ほど「聖なる女性性」を取り戻す必要があり、それを「発揮する」という男性性を使う時、真の中庸が完成します。

最近は女性でも男性性ばかりを使っているので、女性性を取り戻して発揮していかなくてはなりません。

オリジナル創造性、無限DNA、それらは「いのちの躍動」（＝中庸）のもとに日々運ばれてくるのです。

心が踊っていないのなら、内面が嬉々として踊っていないのなら、あなたの真の個性やオリジナル創造性は絶対に生まれない。

せっかく創造主として覚醒した方でも、女性性を抑圧したままでは、神（光の体）が持っている創造性を発揮し、それをさらに進化させ続けることはできません。

（光の体からのメッセージ）

雄々しき男性性たちよ

内なる女性性を解き放て！

そしてそれを恐るるなかれ　あなどるなかれ

素晴らしき男性性たちよ

義理を重んじ、時として世間にこびへつらい、家族を養い、

自己の面子（めんつ）を全うしてきた者たちよ

時間に追われ　功績に一喜一憂してきた者たちよ

もう限界であると知りなさい

あなたの内なる女性性を融合せずして

あなたは光の体にはなれないのだから

創造主としての基本には立てないのだから

急がばまわれ