凍結
もう8年くらい前のことです。急に、こんなフレーズが聞こえた瞬間がありました。
「私はいのちです。経済循環のいのちです・・・」と。
スグにその内容が腑に落ちました。
私たちの「いのち」の流れというものは、まさに「経済の循環」「お金の流通」そのものであるという意味でした。
各自の「いのち」の循環がフリーズすると、お金も凍結され、社会経済も凍結するということです。
個人に起きることは、全体にも起こるからです。一部分に起こることは、全面的にも起こるからです。
あなたの「いのち」がフリーズすると、人との出会いも凍結し、個々人の能力やオリジナル個性も凍結されるということです。
人生のモノゴトが発展できずに凍結されていき、時間が発展できずに凍結されていき、お金が繁栄できずに凍結されていき、健康が発展できずに凍結されていき、内面の叡智も進化できずに、全てが進化せずに止まってしまいます。
では、あなたのいのちがフリーズするのは一体なぜなのでしょう?
それはあなたが単に「人はいずれ死ぬのだ」という思いこみを普通に当たり前のように持ったことによってです。
そのことによって、全体的に、全面的に、中立に、すべてのジャンルやモノゴトに凍結が等しく起こり、お金も、経済も、人の流通も、全てが止まっていくようになったのです。
「いずれ死ぬ、いつか死ぬ」そういう信念や概念は、文字どおり中立に(中庸に)、あなたの現実の全てにおいて、繁栄の循環が凍結するのです。いのちの凝固です。
そして「運命の輪」が止まり、人生が止まるのです。まさに「時」が止まるのです。
そして、いのちが動けないまま、時の針は繁栄を刻むことができず、繁栄の「無意味な凍結期間」が開始されます。
これは私たちのいのちが「中有に迷う」という状態です。西洋では煉獄とか言うのでしょうか。
いのちの流れが、あの世にも行けず、この世にも出られず・・・。
もとの中庸な光のツブにも戻れず(完全に崩壊しきれず)、それでいて、いのちの「生」の流れ(新たに創造されて生まれ出る)にも入れない。
どうにも中途半端な状態です。この中途半端な状態、ただ単に一時期だけ凍結している状態を、一般的には「肉体いのちの死」と呼んでいます。
それは本当の崩壊という意味の死ではありません。逆に古いものをこわせず、崩壊がストップし、ゆえに新たな状態もストップしている状況なのです。
「まこと」の死とは、前回も述べましたように「動き」があるものです。生の動きと協調しながら死がサクサクと活躍している状態のことです。
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◆3/29(日)のバックアップ講座を受講されたK・Kさまへ (受講された他の方もどうぞ)
「○○学を今から学ぼうか迷っています」の件につきまして、補足させて下さいませ。
○○学は不要だと申し上げましたが、先人たちの情報が古いというだけでなく、ご自身で情報を受け取る練習(ダウンロードの練習)を積んでいく妨げになるからです。
KKさんが欲しいと思う情報や知識が、すでにご自分の「いのち」の流れから得ることができるという、この感動を知って頂ければと思います。
これからの時代は、頼るべきは自己の内側に在る情報です。そこに向き合うという実践を、日々の習慣にして下さい。
いったん全ての情報から遠ざかり、身も心も空っぽになるとき、問いかけに応じた答えは必ず来ます!
ですので、「こころざし」以外の余計な思考はナシにして下さい。(例えば、鍼灸もそうですが、ツボから余計な情報を出すお手伝いですよね)
情報を全て捨て去ることは、運命の輪でいうところの「死」の流動を活発にし、結果として「生」の新生、つまり情報のダウンロードを活発にします。
K・Kさまが為すべきことは、何かを今から取り込むことよりも、捨てることのほうです。宇宙を信頼し、空っぽになり、天地のつながりという「通信のパイプ」(中庸の感性)を太くして、下さい。
中庸とは、いかなる思考からも等しく離れていることを言います。それを常として下さい。情報という「精子」を自ら取り込もうとしなくても大丈夫です。
問いかけて待てば、勝手に来ます。
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