生死&中庸

| すぴりちゅあるブログ

ちゅうようほとんどの人が、「まこと」を知らされないまま生きています。「まこと」とは、普遍の真理のことです。時代を超え、次元を超え、国を超え、人種を超え、個人を超えた、全宇宙の創造の原理です。

についても、私たちは非常に片寄った部分的な解釈と意味づけを教えられ、それをそのまま鵜呑みにしてきた歴史があります。

たとえ有名な学者であれ、医師であれ、聖職者であれ、自称スピリチュアルを発信する人であれ、本当に覚醒したマスターは希少であったため、そのような人たちから、それが常識というだけの理由で色々な偏見を教えこまれてきたのです。

最初の画像を見ていただきたいのですが、輪(=和)が循環しています。

輪を動かしている二体の動物のうち、向かって左の動物が「生」への流動ベクトル(プラス方向)をあらわしています。いのちの陽の側面です。

向かって右の動物は、「生と逆方向」の流動ベクトル(マイナス方向)をあらわしています。通常は、これを「死」と呼びます。いのちの陰の側面です。

もしも無限の「生」の流動が、一切とどまることを知らず、この今という一瞬において一気に暴走してしまうと、中庸ではない塩梅(あんばい)の不調和がおこり、物理的なモノや事柄が成り立たなくなるのです。

何も創造されず、何も生育しません。発展も進化も起こりません。

宇宙創造の全てにおいては、「矛盾」という二つのベクトル(お互いに逆方向)が前提として備わっています。矛盾が表裏一体となって、抱き合って、あらゆる創造を成立させていきます。

あなたの家が今ここに建って存在できているのも、私たちの体が今ここに立って存在できているのも、「落下しよう、崩れよう」とするからの力と、それを「上げよう、崩れさせまい」とするからの力とが全体調和しているからです。

Daumen hoch, Daumen runter「一気に全部を今ここで栄えさせてしまいたい」という欲求と、「一気にはさせまい」とする欲求とがちょうど調和し、中庸になってくれることで、さらに見事な繁栄が進み行くのです。

無限の「生」という最強の暴走を抑えるには、「逆方向」の流動である「死」が不可欠だったのです。

ここでもうお分かりのように、「生」だけでなく「死」も流動していて、生きて動いているということです!!!!!

「生」と同時進行で、「死」がその裏で動いているのです。「死」は生きているのです。

「死」の流動のおかげで「生」の動きがほどよく起こり、最も効率よく、無駄なく創造が成されます。

ですから、固定的な「死」というものなど、宇宙には存在していないのです。

とき中庸の状態であれば、私たちが思い込んできたような「確定した不動の死」など無いということです。

肉体が死ななくてはならないとしたら、死の「まこと」の意味を勘違いしたか、生と死の調和リズムがうまく循環しなかっただけのことです。

上のほうの画像では、この「生」と「死」の循環の輪の上に、王冠と剣を手にした「中庸存在」が座っています。ここが私たちの意識が座るべき「まことの玉座」です。

「王冠」は、最高に聖なる存在「公僕」(全体へのしもべ)の象徴であり、「剣」は聖なる存在が抱く「こころざし」をあらわすのです。したがって、光の体は「中庸の感性の体」ということになり、これが私たちの本体(主体)なのです。

運命の輪、それは文字どおり「命を運ぶ輪」という意味です。無限DNAという宇宙の叡智を運ぶ輪です。

ですから、運命とは「いのちの繁栄の循環回転」のことを言うのであって、占いなどの世界で言うところの「運命」は、明らかに意味を勘違いした偏見になっています。

●光の柱が実感として分かりにくい方は、全身を手の平で軽く「パンパンパン」とたたいて下さい。体内の空間スペースが活性化し、光の柱が活性化します。

●中庸の位置からあなたが「こころざし」を立てるとき、それが「生」の流動となっていき、「死」の流動と共にバランスを取りながら、ちょうどいい塩梅(あんばい)を保ちつつ、あなたは無限に繁栄進行していけるのです。

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